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建築おたすけ人ダイヤ設計は欠陥擁壁・欠陥建物・地盤等の建築物訴訟鑑定書作成、及び調査・診断・相談等の業務を行っております。

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1 補修工法または補強工法の相違について


コンクリート工学の分野においては構造物の修理等の方法に付き、最近では下記のごとく定義付けをしております。


○補修工法=

耐久性の回復(初期性能に近づけること)を目的、もしくは向上(初期性能以上のUPを目的)させるまでの対策。


○補強工法=

力学的性能の向上。



従って、従来のイメージであるいわゆる<長寿命化>対策や、劣化進行の防止対策程度の対策は、補修の定義にも入らないことになります。
このことは、擁壁の場合に下記の点で重要な意義をもちます。

よくある事例で、既存擁壁があるその土地の建物の建て替えをする場合、確認申請時に建築主事よりその既存擁壁の安全性を担保した書類を要求されます。
この場合、素人判断でネット等で業者に補修工事を依頼した場合に、単に現状維持の長寿命化や表面保護対策では、<耐久性の回復>や<力学的性能の向上>にはなりません。

従ってそのような補修工事をしたとしても、確認申請における既存擁壁の安全性の担保には該当しないことになります。
このような工事は、見た目には補強工事のようにみえますが、その理学的な実態がない以上、構造上の安全性が確認できないためです。

何百万円の工事費をかけても、結果的は何もならないことになります。このような事例がかなりみられます。
安い金額ではありません。十分に注意すべきです。



2 ロックボルト工法の紹介

経年劣化した擁壁のコストパフォーマンスの高い補強工法の一つとして、ロックボルト工法を紹介します。


◎この工法の特徴(メリット)

① 相対的に大きな機械や工作機がなくても施工可能である。

② 作業スペースが少ない敷地でも対応が可能である。従って、都心の山の手などで戦後に建築された、住宅の密集地における擁壁の補強工事等に適 した工法である。

③ 仮設費用が少なくてすむ。

④ 工事完了後の耐力テストが簡単に実施できる。

⑤ コンクリート擁壁だけでなく、大谷石や間知ブロック工事などにも採用できる。


この工法の不得意な擁壁

土木工事用擁壁の大規模擁壁等には、ボルト1本当たりの引っ張り耐力を10t以下で計画するため、不向きです。
どちらかといえば、中小規模の擁壁の補強工法と位置付けられるおもいます。


設計監理費用について

ダイヤ設計では、この<ロックボルト工法>による擁壁補修工事の設計と施工計画、施工業者の選定から、工事費等の実施設計、工事施工における設計監理までの一括専門業務を受任いたしております。

既存擁壁の補修や補強を検討している既存擁壁の関係者の皆様、お問い合わせください。


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◆ロックボルト工法施工の写真  ※有限会社 今(コン)エンジニアリング様提供


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