ダイヤ設計の業務は、建築訴訟・擁壁訴訟・地盤訴訟・損害保険訴訟等の鑑定書の作成、及び調査診断報告書の作成。
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建築物鑑定コンサルタント
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専門職支援業務
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7 損害保険不払い訴訟
◎損害保険訴訟の鑑定意見書作成
『技術屋の辛口コラム』
『技術屋の辛口コラム』
№22 ・
東日本大震災のはなし
一級建築士 ・地盤品質判定士 ・コンクリート診断士 目黒碩雄
№22 ・
東日本大震災のはなし
【東日本大震災の現地踏査写真】
令和6年12月年末にパソコン写真を整理しておりましたが、平成23年3月11日に発生した東日本大震災から丸13年もたっておりました。今までに慰霊には仕事上の現地踏査の旅の前後に計3回行きました。
今回公開してある写真は主として1回目の写真です。
自動車でなく原付バイクで行ったのは、地震から数か月の為に地震現場に入るのは車では無理と考えて原付カブ90ccで行くこととしました。
(被災写真の中には、二回目の車で行った時の写真も一部あります)
1
●
この時使用したカブのバイクは残念ながら盗難にあいました。
2
2-1
当然旅館等はなく、野宿を覚悟での現地行きとなりました。
私はだいぶ以前より青森、岩手、福島は岩魚釣の為に、今までに合計で30回以上も源流釣りに毎年何回かは訪れておりましたので、地
震被害地については地図などなくても地名さえわかれば、どこえでもほとんど行くことが出来ました。
●
海から近い集落と農地があった土地の全てが、このような風景になってしまいました。
3
●
気仙沼市内の様子
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6
● 北上川河口の集落
6-1
10
●
地震前海釣りで何回も訪れた平潟漁港の魚市場の無残な姿です。
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●
松浦港被災旅館?
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● 津波発生による廃棄物
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● お寺の本堂
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● 津波後の北上川の公園の跡地
6-4
●
ここで生活していた住民が津波後において、この我が家の姿を見た時どのように感じたのであろうか。
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【大川小学校】
最高裁判所は、震災前の学校と行政の防災対策に過失があったと認めた仙台高等裁判所の判断を維持し、石巻市と宮城県に14億3000万円余りの賠償を命じた判決が確定しました。
主なポイントでは、学校の危機管理マニュアルについて「津波の被害想定や地域の実情を踏まえ、具体的に避難場所や避難経路を定めるべきで、不備があるときは市が指導すべきだった」と指摘。
また、「義務教育で児童を預かる以上、校長らには、地域の住民よりはるかに高いレベルの防災の知識や経験が必要」として、全国の教育現場の防災対策を大きく問い直す内容になったのです。
下の二枚の写真を見てください。上の写真の校舎右側に低い山が確認できます。
その山を拡大したのが12の写真です。
津波発生から津波が海から北上川をさかのぼり、この大川小学校まで到達するのに3時間の退避時間がありました。
先生たちは2~3分もあればこの山の上まで全員を避難させることは可能であったはず。こんなことは誰でも考えつくことです。
そのときの話によりますと山に避難させることは考えたそうですが、低学年の生徒たちが骨折などのけがをすることを恐れたたとの事です。
児童108名中74名と先生10名が亡くなりました。
10名の先生が亡くなっておりますが、最後まできっと生徒を守ったと思われます。
しかし少しむごいようですが、危機管理能力の無い指導者や、「自己判断」の責任を自分でかぶろうとしない人間に統率された悲劇の典型事例、と私は考えます。
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この場所に約8回は訪れたと言いましたが、祭壇ので前でいつも「人間の能力」に対して悔しい思いをして来ました。
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【親友のお墓参り】
帰り道に、若くして難病で亡くなった親友のお墓をお参りする為、いわき市の彼の菩提寺を訪ねました。
ここも地震の影響でかなり多くの墓石が倒壊しておりました。
幸い彼のお墓は、写真のように一部に縁石がずれた程度であったので自分で治しておきました。
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永平寺で購入した数珠が石柱にかけてあります。「般若心経」の読経をしてきました。
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【少し不思議な出来事】
第一回目の現地踏査時にある海岸近くに公園で野宿をすることになりました。
この近くの海では沢山の津波の犠牲者が出た場所であり、一人野宿は寂しく寝付かれないままいろいろな感慨にふけっておりました。
その時一匹のノラ猫?がやってきました。
逃げる様子もなく餌を欲しがる様子を見せるのでもなく、この写真のように、私の近くまできてじいっと見ているだけでした。
そしてこの猫は翌日の早朝出発時間まで、2枚目の写真のように何処にも行かずに一晩付き合ってくれました。
12年経たったいまでも思い出して不思議な時間の共有であったと思います。
この猫は何だったのでしょう?
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※街灯の側の塀の上に猫がいます(目が二つ光ってます)
↓
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以上です。
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