ダイヤ設計の業務は、建築訴訟・擁壁訴訟・地盤訴訟・損害保険訴訟等の鑑定書の作成、及び調査診断報告書の作成。
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『技術屋の辛口コラム』
『技術屋の辛口コラム』
№20・
ひび割れを回避したい建物のコンクリート工事は真冬が最適
一級建築士 ・地盤品質判定士 ・コンクリート診断士 目黒碩雄
№20 ・ひび割れを回避したい建物のコンクリート工事は真冬が最適
ひび割れの発生原因は多岐にわたりますが、今回はその中で「温度ひび割れ」についての発生抑制策として、コンクリート工事の施工時期によりかなり抑制が可能となるという話です。
「温度ひび割れ」の概説。二つの原因があります。
内的要因=
主に土木工事などでみられる、大規模な大きな断面の構造体のコンクリートの打設等の場合(マスコンクリート)に、コンクリート独自の「水和作用」で硬化する時に大量発生する「水和熱」により最初は温度上昇します。
しかしこの「水和作用」が終了して外気温によりコンクリート冷やされるとき、コンクリートは収縮されることになります。
そして収縮される時にこのコクリートと一体化される他の部分の既存のコンクリートに拘束されることになり、この収縮力と拘束力の背反する二つの力でひび割れが発生することになります。
外的要因=
コンクリート打設時の外気温度と、その後(6か月以上経過後)の暴露された外気温度の差がコンクリート自体を収縮や膨張させることになり、温度収縮や温度膨張によりひび割れが発生することになります。
●具体例=
仮に8月の真夏にコンクリートを打設した場合、その年の2月の季節の温度差は最近の気候であれば45°程度になります。秋から冬にかけての低温化による温度収縮が進行し、秋の乾燥収縮もそれに加算されることになりひび割れ発生は避けられません。
特に土に接する<土間スラブ>などは、外壁等よりも影響を受けやすくなります。
しかし冬季に打設したならばコンクリート打設は昼間の外気20℃程度の時期であり、以後その年の夏までの45℃との温度差は25℃程度のはずです。
従って冬に打設した場合の夏と冬の温度差は、夏施工のコンクリートとの季節の温度差は小さくなるため、温度差を原因とする温度ひび割れは少なくなると考えられます。
●適用地域=
竣工時期や工期等に問題が無ければ、コンクリートの打設時期は真冬が有利であると考えられます。季節による温度差が少ない為です。
しかしこのことは、真冬にコンクリートを打設しても施工場所が-2℃以下となるような「初期凍害」の可能性のある、北海道や東北地方又は高地の場合には妥当しません。
東京都、埼玉県、茨城県、千葉県あたりの首都圏の適当な地域が適しています。
以上です。
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